運転中くも膜下出血や心筋梗塞になったら 重大事故を防ぐためにできること

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ローギアに入れ減速を

   JAFは公式サイト上で、運転中に体調不良になったときの対処法を紹介している。まず少しでも異変を感じたら車を路肩に止めて様子を見よう。その後も決して無理せず、運転はやめて救急車を呼ぶなど救助を求めることが重要だ。高速道路や有料道路の場合は、道路管理者に速やかに連絡することも必要となる。

   では、車に同乗していて、運転者の具合が悪くなった場合はどうすればよいか。車情報サイト「車売るくま」によると、ドライバーが運転できる状態なら路肩に停車させる。

   しかし、運転が困難な場合もある。この際、サイドブレーキを引くことを考えるかもしれないが、スピードが出ている状態では危険だ。車が止まるどころか、スピンする恐れがあるという。ギアをローに入れ減速させ、減速したらサイドブレーキをかけることをすすめている。

   何よりも、運転中の事故を防ぐためにはしっかり食事や睡眠をとり、日頃から体調を整えておこう。JAFは、運転前はとくにコンディションへの注意が必要だとしている。眠気や体調不良を感じた場合は運転を控えるだけでなく、長時間運転する際は、こまめに休憩と水分補給をすることだ。くれぐれも無理しないよう、強く呼びかけている。

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