人気コミック「鬼滅の刃」から、新たなファンブックと画集が2021年2月4日に発売された。ECサイト「アマゾン」やフリマアプリ「メルカリ」では、早くも転売されている。
「鬼滅の刃」は新刊やグッズが発売されるたびに、転売が横行してきた。しかし今回のファンブック新刊は、「画集と共に山のように」店頭にあった、「普通に何冊も置いてあった」といった報告がツイッターで見られる。
「普通に本屋で買える」
今回発売されたのは「鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」(以下ファンブック・税込990円)と「鬼滅の刃 吾峠呼世晴画集 幾星霜」(以下画集・税込1650円)。
品薄状況はどの程度なのか。書籍販売サイト「honto」では、大手書店「ジュンク堂」「文教堂」「丸善」各店舗の在庫を調べられる。5日昼ごろの時点で画集・ファンブックともに東京都内で在庫があったのは「丸善」日本橋店のみだった。
一方で在庫のある書店も。「TSUTAYA」公式サイトでも、前日の23時59分時点での情報ながら各店の在庫を表示している。それによれば、「SHIBUYA TSUTAYA」「六本木 蔦屋書店」など少なくとも7店舗で在庫が確認できた。確認のため、J-CASTトレンドが5日昼ごろに「SHIBUYA TSUTAYA」に電話で取材したところ、その時点で「在庫はあります」とのことだった。
「未来屋書店」公式サイトも、都内のほとんどの店舗で在庫があると表示。ほかに品川区や豊島区にある別の書店2か所に電話で問い合わせたところ、いずれも在庫ありだった。
発売日の4日にはツイッター上で「Amazonでは転売ヤーのせいでプレ値(編注:定価を大きく上回る値段)になってるけど、普通に本屋で買える」「転売ヤーさんから購入しようとしてる皆さん、ぜひ書店へ」といった投稿もみられた。