嵐ファンが「ネトフリ」を揺るがすか――。
定額制動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」を手掛ける米ネットフリックスは、2021年2月5日から日本の月額料金を一部値上げした。ネットフリックスは、20年いっぱいで活動休止したアイドルグループ「嵐」のドキュメンタリーを配信している。これを見るために契約したファンも相当いるようで、値上げに対する反応が気になる。
嵐のドキュメンタリー見るために契約した
ベーシックプランは従来の880円から990円に、スタンダードプランは1320円から1490円となる。プレミアムプランの料金は変わらない。
嵐のオリジナルドキュメンタリーシリーズ「ARASHI's Diary -Voyage-」は、Netflixで2019年12月31日に第1話を配信した。このとき嵐はすでに20年いっぱいで活動休止すると発表しており、ドキュメンタリーでは20年12月31日の活動休止までの姿を映し出していくとしていた。
最終エピソードとなる第24話は、21年2月28日に配信される予定だ。最終話では、生配信ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」に密着。活動休止前の24時間、5人が見た景色に迫る。これまでも、コンサートの打ち合わせや楽曲制作の様子、活動休止発表会見の舞台の裏側、メンバーの本音に迫るインタビューなど、ネトフリでしか見られない映像が盛りだくさんだった。
「嵐さんの『ARASHI's Diary -Voyage-』を見るために契約した」 「Netflixは嵐のドキュメンタリーを見るために契約した」
ツイッターには、こんなファンが大勢いる。ただ、2月末に最終回を迎えたあと、ファンはどうするのか。
解約しようか悩む人もいる一方で、「Netflixは嵐さんきっかけで加入したけどそれ以外でも私も旦那さんも楽しませてもらってるからこのままずっと継続予定」と、値上げに関係なく契約を続けると宣言する人も複数いた。