普段使わない感覚を刺激する
次に、孤立を防ぐために、日常的に家族や友人と、テレビ電話など顔を見合わせて会話できる機会があると良い。
古田教授は、ひとりで簡単にできるストレス対処法として、日頃あまり使わない感覚を使うと良いとアドバイスした。とくに、パソコンの画面ばかり見ているなら、嗅覚や触覚に働きかけると気分転換になる。
たとえば、視覚への刺激として絵や花、朝日、夕日を見る。聴覚への刺激として音楽やラジオを聴く、歌う、電話する。好きな匂いを嗅ぐ、外の空気を吸うなど嗅覚を刺激するのもよい。さらには、手触りの良いものを触る、自分でマッサージをする、冷たい「氷」を握るのも推奨される。