マスクをめぐり、大きなトラブルになる事件が目立つ。マスクを着けていない人を注意したところ、相手に殴られたりけんかに発展したりというものだ。
いわゆる「マスク警察」と、マスクの未着用を注意されて腹を立てる人の争い。世間はどう見ているか。
1月末から2月にかけて相次ぐ
2021年2月1日付の読売新聞電子版によると、マスクをあごのあたりに着けていたことを注意した医師に暴行してけがをさせたとして、岡山市内の男性が傷害容疑で逮捕された。
同日付の東海テレビの報道によると、愛知県豊橋市役所でマスクを着用するように注意した男性を殴ったとして、ペルー国籍の男性が暴行の疑いで逮捕された。暴行を受けた男性は「マスクして。持っていないなら出ていけ」と注意したという。
1月31日の読売新聞電子版は、双方が傷害容疑で逮捕されたケースについても報じている。兵庫県尼崎市内のコンビニで、マスクをしていなかった男性に聞こえるように、別の男性が「こいつマスクしてない」と言ったところ、店外でけんかになったとのことだ。
同日には神戸市のコンビニ店内でマスク着用を注意され、暴行した女性が逮捕された事件を関西テレビが報じるなど、暴行へと発展する事件が絶えない。
こうしたマスク警察や、注意された人が引き起こす事件についてどう感じるか、J-CASTトレンドは東京都に住む20代の男女に取材した。