招待制SNS「Clubhouse」 メルカリに招待枠の出品相次ぐも運営が削除

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   SNSアプリ「Clubhouse」が話題だ。米アップルの基本ソフト「iOS」向けの、音声で他のユーザーとコミュニケーションをとれるSNSで、インターネット上では「音声版ツイッター」とも呼ばれている。現状、利用にあたっては招待制であることも特徴だ。

   利用には既存のユーザーからや、公式からの招待を待つ必要がある。複数のメディア報道によると、各ユーザーに割り当てられた招待枠は2枠まで。この招待枠が、フリマアプリ「メルカリ」で有料出品される事態が相次いだ。

  • メルカリで「Clubhouse」と検索したら(1月27日夜)
    メルカリで「Clubhouse」と検索したら(1月27日夜)
  • メルカリで「Clubhouse」と検索したら(1月27日夜)

「某SNSの招待枠」なる出品も

   記者は1月27日夜、メルカリで「Clubhouse」と検索した。すると、6500〜8000円という価格で販売されている招待枠がいくつもあった。売り切れとなっているものも多かった。

   ところが、翌28日朝になって同じワードで検索すると、招待枠が一切ヒットしなくなっていた。

   J-CASTトレンドはメルカリに、「Clubhouse」の招待枠出品について削除しているか、またその理由は何か取材した。

   広報担当者は「メルカリガイドで『禁止されている出品物』として定めている『サービス、権利など実体のないもの』に当てはまるため、削除しております」と回答した。メルカリの利用規約によると、「サービス、権利など実体のないもの」としては「情報商材」や「SNSなどインターネットサービスを利用するためのアカウント」などが該当するという。

   なお、28日の朝、記者がほかに「SNS 招待」とメルカリで検索したところ、「某SNSの招待枠」という名前で「Clubhouse」の招待枠と見られる出品を2つ確認した。こちらも、記者が確認した数分後に削除されていた。28日夜に再度確認すると、出品は見られなかった。

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