嵐ファンに衝撃が走った発表から、2021年1月27日でちょうど2年だ。
アイドルグループ「嵐」は、19年1月27日に、2020年いっぱいで「活動休止」すると発表した。ファンは、涙にくれた「あの日」を思い返している。
「活動再開はもうないかもしれない」と言い聞かせる
「本当にショックでした。その時ファンクラブの(活動休止を知らせる)メールがまだ届いていなくて、友達からネットニュースのスクリーンショットが送られてきたんです」
熱心な嵐ファンの20代女性は、2年前をこう振り返る。発表を知ったのは、大学院の修士論文発表が終わりのんびりしている時だった。悲しみ、戸惑い、「なんで?」と少し怒りもあった。複雑な心境のまま、1週間はずっと泣いていたと明かす。
グループが活動休止してから、まもなく1か月が経つ。
女性に現在の心境をたずねると、想像以上に活動休止の事実をひしひしと感じている、と話した。休止発表時と20年の大みそかも悲しかったが、実感はなかったそうだ。
「でも、今4人しかいない。めちゃくちゃ寂しいです。4人揃うのは難しいと思いますが、2人でも3人でも、一緒に番組に出演する姿をもっともっと見たいです」
活動再開を期待する半面、希望を持ち続けて結局5人で復活しなかったら、つらくなる。失望するのは嫌だから、「活動再開はもうないかもしれない」と自分に言い聞かせている状態だと明かした。