部下とのコミュニケーションに苦労する 「コミュ障」のリーダーにアドバイス

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   光文社(東京都文京区)は、「コミュ障でビビリなリーダーでも、部下を思うように動かせる本」を2021年1月20日に発売した。

  • コミュ障のためのリーダー術
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著者自身の実体験

   著者はソニーのMVPエンジニアである晴瀬ワカル氏。彼は凄腕の技術者だが、コミュニケーションについては子どものころから不得手だったという。管理職に指名された途端、部下とのコミュニケーションに苦戦し、精神的なダメージを受けてダウン。しかし、自分なりにコミュニケーションスキルを初歩から学び直したことで、リーダーとして部下と上手く付き合えるようになり、チームの成績を上げることにも成功したという。

   著者の経験をもとに、ビビリ(小心者)でコミュ障(コミュニケーションに難がある人)の管理職やリーダーが、部署やチームを動かしていくための術を解説。例えば、部下を叱るのが苦手な人は、叱るのではなく「改善をお願いする」よう対処することもできる。はじめのうちは部下にナメられる可能性もあるが、「お願いモード」を貫くことで自分の管理職スタイルが確立し、両者の間に信頼関係が生まれてナメられなくなるという。しかし、その場その場で対応を変えていると、ナメられる原因になりかねない。

   管理職の仕事に挫折経験がある人や、部下とのコミュニケーションに苦戦している"リーダー不適格者"にとって、必要な情報が詰まった1冊だ。

   価格は1500円(税別)。

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