東日本大震災から10年。『犬と一緒に生き残る防災BOOK』(日東書院本社)が2021年1月9日に発売されている。地震、台風、土砂崩れ、災害大国ニッポンでイザというとき...あなたは愛犬を守れますか?と問いかける。
あらゆる状況を想定
近年も、熊本地震、平成30年7月豪雨など、多くの災害に見舞われている日本列島。近い将来 首都直下型の地震や南海トラフ大地震の発生も予想されている。
一方で最近は、新型コロナウイルスによって、「避難所」のリスクも高まっている。
自分自身や家族はもちろん、家族同然の愛犬をどう守るか、どうやって生き延びるかをアドバイスしているのが本書だ。
被災時に犬と一緒に避難できるか、避難生活をどこで送るか。災害が起きるのは、散歩中、在宅中、外出中か、犬用の非常用グッズなど持ち出すべきものは何か・・・あらゆる状況をシミュレーションできるチャートで、備えや対処法を考えている。
さらには、出血、骨折、やけど、熱中症、心肺停止など、飼い主でもできる様々な応急処置も紹介している。
同社は2018年12月に『猫と一緒に生き残る防災BOOK』も出しており、すでに5刷になっているという。
価格1300円+税。