新型コロナウイルスの感染拡大で、飲食業に時短営業が要請されている中、テイクアウトメニューを提供する店が増えている。
持ち帰り可能な料理の中には、意外な料理や「珍メニュー」もある。なかなかのインパクトだ。
「ラーメン二郎」で「テイクアウトセット」
牛丼チェーンの松屋では2021年1月19日から、「シュクメルリ鍋定食」を復刻して販売している。20年にも期間限定で登場した人気メニューだ。名称に「鍋」とついているが、持ち帰りで注文できる。
電子レンジに対応した容器で提供されるほか、IHやガスコンロの加熱に対応したアルミ鍋も付属。松屋はアルミ鍋に「シュクメルリ」を移しての加熱を「美味しい食べ方」として、チラシで紹介している。なお、アルミ鍋は電子レンジでは使用できない。
「ラーメン二郎」では、持ち帰りに対応している店舗がある。例えば東京都八王子市にある「ラーメン二郎野猿街道店2」。同店のツイッターによると、「テイクアウトセット」としてラーメンとつけ麺を販売。冷凍されたスープと生麺、豚肉が付いてくる。「小岩店」(江戸川区)や「湘南藤沢店」(神奈川県)でも、テイクアウトメニューを提供している。
上述の「野猿街道店2」や「環七新新代田店」(東京都世田谷区)、「川越店」(埼玉県)では、客が持参した鍋にスープや具材を入れるというテイクアウト販売も行っている。鍋で持ち帰る場合、生麺かゆでた麺が提供されるかは店舗によって異なる。「野猿街道店2」は生麺で販売している。