「目玉焼きを両面焼きにしてから世界変わった」
インターネット上の書き込みだ。目玉焼きは片面だけを焼くイメージが一般的だろうが、両面を焼いて食べる方法もあるという。「世界が変わる」ほどの味とは――実際に作ってみた。
片面焼きにはない「ふわっ」とした食感
材料は卵と油のみ。熱したフライパンに大さじ一杯程度の油を引いて、通常の目玉焼きを作る。火加減はごく弱火で、蓋をして3分程度じっくり蒸した。その時点では黄身は半熟。恐る恐るひっくり返すと、こうなった。
また蓋をし、さらに2~3分蒸し焼きにして完成だ。塩こしょうでシンプルに味付けして食べた。片面焼きにはない「ふわっ」とした食感と、若干とろりとした黄身のまろやかな味わいがいい。
ただ「世界が変わった」レベルには、やや物足りない。工夫できる余地はないだろうか...。