手作りマスクはOK、音が出るマスクはNG
たしかに、シャープが注意喚起した通り、大学入試センターの公式サイトには「英文字や地図等がプリントされているマスク等は着用しないでください」と注意が書かれている。こうしたマスクを着けている場合は、試験場で用意している予備のマスクにつけかえてもらうこともあるという。
ただ、企業のロゴがプリントされているものは場合によっては問題ない。J-CASTトレンドが入試センターに問い合わせたところ、企業のロゴは入っていても支障なしと判断することもあるとの説明だった。露骨に英単語が入っているものなど、何もかも良いわけではないが、シャープの場合はこれに該当しないことになる。
無用な心配をしないためには、英文字がプリントされているマスクは避けたほうがよいだろう。
公式サイトにはほかにもマスクに関する注意事項が掲載されている。たとえば手作りマスクについては、口と鼻がしっかり覆われていて顔にできるだけ密着し、洗濯で清潔にしているものであれば着用しても問題ない。しかし、空気清浄機能付きマスクや、音が出るなど他の受験者へ影響を及ぼす機能のついたマスクは着用不可だ。
あらかじめしっかり確認した上で、試験に臨んでほしい。