新型コロナウイルスの影響により、外出自粛を余儀なくされた2020年。働き方も大きく改革され、多くの企業で在宅勤務が導入された。
在宅勤務によって体に変化が生じただけでなく、同僚や上司とのコミュニケーション不足でいらいらが募る。混んだ電車での出勤再開が苦痛になり、さらに住みたい場所も変わるなど、気持ちにも変化がみられた。今年J-CASTトレンドで公開した記事で振り返ってみよう。
在宅勤務で体調悪化、出勤再開でゆううつ
■新入社員が初日から在宅勤務 新型コロナで外出自粛拡大も先輩社員の胸中は
新型コロナの感染拡大と新入社員の入社が重なった20年4月。初日から在宅勤務をすることとなった企業も少なくなかった。「4月入社予定で、自宅勤務の新入社員」がいる企業の先輩社員に話を聞いた。
■在宅勤務長期化で体に変化 「イライラ」「太った」「花粉症軽減」「たっぷり睡眠」
在宅勤務で生活のリズムが変わり体調に変化が出ていないか。体調が悪化した人からは「家で一人だと精神的にきつい」、「おやつの頻度が増えて太った」と嘆きが聞こえた。一方で、「睡眠時間が増えた」、「気持ちが楽になった」などといった声もあった。
■緊急事態宣言解除も「満員電車耐性」なくなった 在宅勤務定着で出勤再開憂うつ
緊急事態宣言の解除に伴い、在宅勤務から通常出社に戻った人も。何よりもストレスになるのが「満員電車」のようだ。通勤に電車を利用する人からは「また始まりましたね」、「とにかく満員電車が嫌だ!」など、悲鳴が続出した。これまで密状態の車両に慣れていた人も、在宅勤務によってその耐性が消えて、満員電車の出勤が苦痛になり、うつ状態に...。