冬場のお風呂「ヒートショック」のリスクは高齢者だけではない 飲酒、肥満も引き金に

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アルコール摂取後はリスクが高まる

   ヒートショックは、高齢者に限って起きるものではない。

   日本気象協会が運営する天気情報サイト「tenki.jp」の記事によると、ヒートショックは若者でも注意する必要がある。

   中でも「熱いお風呂(約42℃以上)に入るのが好き」、「飲酒してからお風呂に入ることがある」、「太っている(肥満)」、「高血圧、糖尿病、動脈硬化などの病気がある」、「呼吸器官に問題がある」といった項目に該当する人は注意が必要だという。

   前述のSTOP!ヒートショックも公式サイト上で「高齢者だけにかかわらず、アルコールを摂取しているときや食後すぐの入浴は体に負担がかかり、ヒートショックのリスクが高まるため、年齢を問わず避けるべき」としている。さらに、精神安定剤や睡眠薬などを服用した後の入浴は、ヒートショック時の意識喪失による溺死の可能性を高めるそうだ。

   日本気象協会は、その日の気象予測情報に基づき、家の中でのヒートショックのリスクを示した「ヒートショック予報」を公開中だ。ヒートショックのリスクを地域別に分けて掲載している。

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