厚労省官僚の「疲弊」が限界に達している

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NHKでも取り上げられた

   この関連では、11月26日のNHKニュースおはよう日本で「厚生労働省の若手官僚に密着、長時間労働の実態は」が特集された。その後、12月10日には、NHKのウエッブ特集「コロナで激務に ~霞が関の官僚にいま何が~」もアップされて、かなりの反響を呼んでいる。この中で、厚労省の事務方トップの事務次官が取材に対し、「長時間労働が続くと、十分な分析がされないまま政策が立案されていくのではないかということが心配です。今回の新型コロナへの対応を見ても、どういう方針で対応するかが十分にまとめきれず、結果的にほとんど綱渡りになってしまったこともあったと思います。今、厚生労働省が大変な局面にある中で、業務を重点化し、優先順位を見定められるよう管理職のマネジメントを強化しないといけません。若い人の声を聞いて組織の改革に取り組みたいと思います」と発言していることが目を引いた。そして、NHKの取材記者は、「コロナ禍で官僚たちが国民のために集中して働けるよう、霞が関の働き方を根本から見直す必要があると感じます。」という。

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