パソコンおよびスマートフォンの周辺機器などを扱うアイ・オー・データ機器（金沢市）は、無線LANルーター「WN-DEAX1800GR」を2020年12月中旬に発売する。
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設置場所に合わせて電波の方向を変えられる
独自の高速通信技術「IPv6ブースト」搭載
「Wi-Fi 6（IEEE 802.11ax）」に対応し、5GHz帯は最大1201Mbps（規格値）、2.4GHz帯では最大574Mbps（同）の高速かつ低遅延の通信を実現した。
複数の端末に同時に電波を送出できる「MU-MIMO」は下りに加え上り通信にも対応。また「Wi-Fi 6」の技術の1つ「OFDMA（直交周波数分割多元接続）」に対応し、通信帯域を分割して同時に複数端末へデータを送信することで、Wi-Fi信号の混み合った環境でも安定通信が可能だという。
可動式アンテナを装備し、設置場所や部屋に合わせ最適な方向に電波を飛ばせる。利用中のインターネット回線の接続方式を自動で判別し、適切な動作モードで接続を行うため初期設定は不要。
Wi-Fi接続は同梱の「設定情報シート」を見ながら設定できるほか、同シートに記載されたQRコードをスマートフォンのカメラアプリやQRコードリーダーアプリで読み込むだけでWi-Fi接続が完了する。
また、使用中の無線LANルーターの設定情報をボタン1つでコピーできる「Wi-Fi設定コピー機能」を搭載。Windowsパソコンや「WPS」対応ゲーム機ならワンプッシュで手軽に接続可能な「WPS」ボタンを装備する。
従来規格「IPv4」に加え、より高速な通信規格「IPv6（IPoE）」に対応。同規格の速度をさらに高めるという独自の通信技術「IPv6ブースト」を実装する。
価格は9800円（税別）。