アニメの先駆者「川本喜八郎+岡本忠成」展 国立映画アーカイブで

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「注文の多い料理店」を完成させる

   1970年代には、互いの作品上映と人形劇を組み合わせた公演「川本+岡本 パペットアニメーショウ」を共同で企画、 6回にわたって開催し大きな話題を集めた。「パペットアニメーショウ」とは、「パペットアニメーション(人形アニメーション)」と「パペットショウ(人形劇)」を組み合わせた造語だ。80年まで6回開催されて好評を博した。

   後年、岡本の他界により制作が中断した「注文の多い料理店」(1991年)を完成に導いたのは、ほかならぬ川本だった。

   国立映画アーカイブは、フィルムセンター時代の2004年に展覧会「岡本忠成 アニメーションの世界」を企画、また二人の師・持永只仁を顕彰する展覧会も17年に開催している。そして川本の没後10年、岡本の没後30年となる2020年、再びこの分野に光を当て、人形をはじめとする撮影素材や作品制作のための様々な資料を展示し、二人の友情の象徴である「パペットアニメーショウ」の名を冠してその足跡をたどる。

   展覧会は以下の構成。

第1章 修業時代
第2章 川本喜八郎 アニメーションの仕事
第3章 岡本忠成 アニメーションの仕事
第4章 「川本+岡本 パペットアニメーショウ」の時代
第5章 『注文の多い料理店』とその後

問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)。詳細は公式ウェブサイト

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