「おでんにおいなりさんを入れるとめちゃくちゃ美味しい」。インターネット上の掲示板サイトで、こんな書き込みがあった。
冬にぴったりのおでん。大根、こんにゃく、たまごなどが定番だが、入れてみると意外においしい具材は他にもありそうだ。J-CASTトレンドの記者もいくつか試してみた。
いなり寿司の酢飯もいいね!
今回は、手軽にパウチに入ったおでんを使用した。鍋に具材と汁を投入し、火にかける。ぐつぐつしてきたら、通常なら出来上がりだ。だが、今回はそのまま食べたい気持ちを抑えて、そこにいなり寿司を追加した。
本当に合うのだろうか...。半信半疑で煮込んだ。10分ほど経過し、ある程度ダシが染みてきたところで取り出した。
もともと甘辛く煮られているいなり寿司の油揚げに、おでんのダシがしみ込んでいる。噛むとじゅわ~っと甘じょっぱい。たしかに、おでんには「巾着」として油揚げが入っている。もともと相性は良いのだろう。むしろこちらの方がおいしい気がした。
意外に、いなり寿司の酢飯もマッチしている。最後には油揚げが破れたが、ダシと酸味の効いたご飯が混ざって、一風変わったお茶漬けのような感覚になった。