「5分ほどのパトロールで112件摘発しました」
サイゼリヤ警察は、日々ツイッターで「サイゼリア」と誤って変換して書き込まれているツイートを探し、該当ツイートに「いいね」を押して間違いを知らせ「摘発」を行うアカウント。20年4月15日の投稿には「サイゼリア・ゼロ」を目指し啓蒙活動中、とある。
パトロールの前には決まって「只今よりパトロールを開始します」と合図を投稿。その後「5分ほどのパトロールで87件摘発しました」、「5分程のパトロールで112件摘発しました」と、短時間でかなりの数を摘発する。
取り締まりの目は非常に厳しい。9月23日の投稿では、
「摘発されたくなければ、『サイゼリア』と呟かないことです」
とぴしゃり。
著名人への「摘発」も容赦ない。20年9月16日には「湘南乃風」のHAN-KUNさんが「サイゼリア」のハッシュタグを付けてサイゼリヤの看板メニュー「ミラノ風ドリア」の画像をツイッターに投稿。その4日後、サイゼリヤ警察に「いいね」されることとなった。
同アカウントを知るユーザーからの「タレコミ」もあるようだ。20年8月26日には「TRF」のDJ KOOさんが、複数のタレコミによってサイゼリヤ警察に「いいね」を押された。そのほか、人気ユーチューバーの大松絵美さん、20年4月5日には小沢健二さんまでもが「いいね」を押される事態になっていた。