■チャンピオンズカップ「カス丸の競馬GI大予想」
クリソベリルの連覇なるか

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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。先週のジャパンカップはアーモンドアイが3歳無敗3冠馬を抑えて貫録勝ちを決めたじぇい。カスヨ姉さんが珍しく3連単◎△▲を当てたきゃすう。パチパチ...。ガジュマル爺も△◎△で、カス丸は〇▲◎でそれぞれ三連複当たったきゃすう。これで秋のGIはなんと7戦終わって、7戦とも1番人気が勝利ということになってるじぇい。今週はかつてのジャパンカップ・ダート、今はチャンピオンズカップ(2020年12月6日、中京競馬場、ダート1800メートル)きゃすう。1番人気になりそうなクリソベリルが出るじぇい。国内では負けたことがないし、ダート界のアーモンドアイといってもいいような抜群の成績の馬きゃすう。でも、カスヨさんも爺も本命◎は違う馬だじぇい。なんできゃすう?

クリソベリルの不安は大外枠だけ?

   カスヨ カス丸、「珍しく」とはなによ! 1番人気ばっかり狙ってる爺とは違って、わたしは穴狙いなの。でも、ジャパンカップは仕方なかったのよ。3冠馬が3頭も出たら、割って入る穴馬はなかなか難しいでしょ。わかってる? 言葉に気をつけなさいよ。で、クリソベリルだけど、実績をみれば確かに強いわね。でも今回はね、15番枠という大外枠に入ってしまったのが痛いわね。中京の1800メートルというのは、外枠の馬が不利なのね。このレースが中京で行われるようになった2014年以降をみても、馬券になった馬のうち一番外枠の馬番は13番なのよね。つまり14番から外の馬は3着内に入ってないのよ。クリソベリルの実力をもってすれば問題ない、というかもしれないけれど、GIレースのレベルになると他に有力馬がたくさんいるから、そう簡単じゃないと思うわ。だからわたしは、内枠に入ったゴールドドリームが本命◎よ。3年前のこのレースで優勝、昨年も2着だし、地方との交流戦も含めてGIを5勝と実績はトップクラスだわね。今年2月にサウジアラビアで行われたサウジカップでは、クリソベリルが7着だったのに対し、6着と先着をしているわ。昨年のかしわ記念(JpnI、船橋、1600メートル)を最後に勝利から遠ざかっているけど、大崩れはないし、馬を動かすことができる和田竜二騎手との新コンビで復活する可能性も十分あるはずよ。

   ガジュマル爺 クリソベリルは、わしは対抗〇じゃ。いまや国内では敵なし状態じゃな。1800メートルの距離も5戦4勝、中京コースも1戦1勝と好相性じゃ。前走のJBCクラシック(大井、2000メートル)は1番人気に推され、ダートの実績馬オメガパフューム以下をちぎって圧勝じゃった。父ゴールドアリュールは、ダートのGIフェブラリーステークス(東京、1600メートル)、東京大賞典(大井、2200メートル)、ジャパンダートダービーに勝ち、2002年のJRA賞最優秀ダートホースに輝いておる屈指のダート馬じゃ。ただし、今回は本命◎にした3歳の新鋭、カフェファラオがおる。若い力のほうが、やや有利とみとるんじゃ。カフェファラオはデビュー以来、ダートばかりで5戦4勝。昨年12月4日の新馬戦(中山、1800メートル)では、スタートから先手を奪い、直線に向くと後続との差をみるみる広げて2着馬(バーナードループ)に10馬身差をつけて圧勝したんじゃ。衝撃のデビューというやつを飾ったわけじゃが、3歳になった今年も、次走のヒヤシンスステークス(東京、1600メートル)で1番人気。このときはスタートで出遅れたんじゃが、3コーナーあたりからまくりぎみに進出して残り200メートルで先頭に立つと、そのまま押し切ってデビュー2連勝。2着馬とは1馬身4分の1差あった。重賞初挑戦となったユニコーンステークス(GIII、東京、1600メートル)でも1番人気。レースでは3コーナーまでに2番手に進出すると、直線では後続を突き放し2着のデュードヴァン(この馬もダートで3勝の実績)に5馬身差のレースレコードで圧勝じゃ。唯一の敗戦が2走前のジャパンダートダービー(大井、2000メートル)なんじゃが、1番人気で7着と敗れたものの、初めての古馬との対決となった前走のシリウスステークス(GIII、中京、1900メートル)も1番人気。中団から楽な手応えで抜け出して快勝じゃ。500キログラムを超す大きな馬体は、いかにもダート馬の風格で、積んでいるエンジンがまったく違う印象があるんじゃ。名手クリストフ・ルメール騎手も、先週はジャパンカップ(東京、2400メートル)でアーモンドアイにGI9勝目をプレゼントしたばかりじゃが、自身もここで勝てば5週連続のGI勝利となるから張り切るじゃろ。

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