日本は「耐性」世界2位
先日、ブルームバーグが「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」を公表した。経済規模2000億ドル超の53か国・地域を症例数、致死率、検査能力、ワクチン供給能力、行動制限の経済への影響等の指標に基づいて評価したランキングらしい。これによると、日本は、あの台湾、韓国、シンガポールなどを抑えて、ニュージーランドに次ぐ、2位とのこと。日本メディアの評価、更には国民の受け止めとは大きな乖離があるように思う。
総括の段階に入るにはまだ早いかもしれない。ただ、我々は、幾多の自然災害を経験してきたが、人生100年の中で、今回、2020年において、世界史の一場面に立ち会っていることは間違いないだろう。政策当局者の一員としても、しっかりと自覚し、歴史の検証に耐えられる政策判断をしていきたいと思う次第である。
経済官庁 吉右衛門