アイドルグループ「嵐」の活動休止まで、1か月を切った。12月は歌番組やバラエティー番組と、怒涛の出演スケジュールだ。
ツイッターには「テレビつければ嵐みたいな感じ強すぎて、来年の頭普通に嵐ロスになりそう」と、正月を迎えたら早々に「嵐ロス」に陥るのを心配する書き込みがある。
元日のトレンドワードに「嵐ロス」予想する人
歌番組では「FNS歌謡祭」の出演をはじめ、「ミュージックステーション」では1時間の「嵐特集」が組まれる。さらに「ミュージックステーションウルトラSUPER LIVE 2020」にも登場する。
嵐の冠バラエティー番組「VS嵐」(フジテレビ系)と「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)では、最終回にそれぞれ4時間スペシャルが放送になる。活動休止直前の大みそかには、「第71回NHK紅白歌合戦」と生配信ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」が待っている。
嵐一色となりそうな師走だが、その反動で新年を迎えると5人揃った姿が見られなくなる「ギャップ」は大きいだろう。ツイッターには、「1月1日のツイッタートレンドは嵐ロスだな」と予想する人や、「正月年明けも嵐ロス休暇申請してしまいました」と、すでにロスに備える人の書き込みがあった。
嵐の活動休止、37.9%が何かしら「影響がある」
寂しさを感じるのは、ファンだけではない。
人材紹介サービスを手掛けるビースタイルホールディングス(東京都新宿区)の調査機関「しゅふJOB総研」が、働く主婦575人を対象に実施した「嵐ロス」についての調査。
嵐が活動休止することで、何か影響はあるかという質問に37.9%が「ある」と回答した。このうち、14.4%は「嵐ロスを感じる」と答えた。また、3.3%と少数ではあるが、日常生活や仕事にまで影響が出そうと答えた人も。
回答者からは「いなくなると心にポッカリ穴があきそう」、「姉が大野君のファンなので、どうなるか心配」、「5人揃った姿を見ることが元気の源だったので、それがなくなると思うと日常生活にハリがなくなると思う」とのコメントが寄せられた。
調査は20年11月11日~18日に、インターネット上で実施された。