納豆に、ある「意外な食材」を足すと、何倍もおいしくなる!
「食」に精通する3人に、手軽にできるアレンジレシピを聞いた。組み合わせる食材によって、納豆がさまざまなテイストに様変わりするのが面白い。
漬け物と合わせればさっぱり風味に
お酒に合うレシピの研究家「トケイヤkitchen」さんは、和洋二つのレシピを挙げた。まず「和」のアレンジ「柴漬け納豆」だ。
■レシピ
・納豆...1パック
・柴漬け...適量
好みの状態に混ぜた納豆に、細かく刻んだ柴漬を和えるだけで完成する。「トケイヤkitchen」さん曰く、さっぱりした味わいで「冷やしたざるうどんに乗っけたり、油揚げを開いた中に詰めて焼いたりしてもおいしい」。柴漬け以外に、きゅうりの奈良漬けや、東海漬物が販売する「きゅうりのキューちゃん」と組み合わせるのもよいという。
もう一つは「ソース納豆」。マヨネーズを入れて好みの状態に混ぜた納豆に、タマネギとウスターソースをさっと混ぜ込む。
■レシピ
・納豆...1パック
・タマネギ...みじん切りにして大さじ1杯程度
・ウスターソース...小さじ1
・マヨネーズ...小さじ1
※基本は目分量。ソースは入れすぎるとしょっぱくなる恐れがあるが、マヨネーズはお好みで増やしてもよい
記者も実際に作ってみた。完成まで2分とかからず、お手軽だ。ご飯と合わせて食べようと思ったが、納豆だけでもおいしく、気付けば完食していた。クリーミーでまろやかな味わいで、納豆の独特のにおいが押さえられている。
「トケイヤkitchen」さんによると、タマネギの辛さが苦手な人は「水にさらして絞ってから混ぜる」とよい。またマヨネーズを多めにして、ゆでて冷やしたスパゲティーに混ぜて「サラスパ」にしたり、食パンにのせてとろけるチーズをかけ、トーストにするのもおすすめだ。