紅葉が見ごろの有馬温泉(兵庫県神戸市)では、2020年11月19日現在、2つのイベントが開かれている。昼飲みキャンペーンの「ひる飲みありま」と、AR(拡張現実)アプリを活かしたアート展「有馬アートナイト~質量からの旅の追憶~」だ。
有馬温泉は日本三名泉の一つ。鉄分と塩分を含む褐色の「金泉」や無色透明の「銀泉」といった名物湯はもちろん、風情ある小道を散策しながら景観とグルメを満喫できる。
昼に飲んで夜はアートめぐり?
「温泉に入って、ランチで1杯、街歩きでも1杯」というコンセプトの「ひる飲みありま」は温泉街の飲食店22店舗で展開され、季節限定の昼飲みメニューや特典を用意している。
地ビールが飲める「Cinq. Bar du SAKE」では生ハムとチーズに加え、「有馬ビール」を含めた5種のビールから1杯選べるセットが1000円(税込)。竹中肉店では人気の「ミンチカツ」とコロッケ、生ビール2杯のセットが1500円(税込)で楽しめる。
「有馬アートナイト」では、有馬温泉街に点在する4つの「泉源」各所と、12カ所のスポットに色彩と光のアート作品を展示。また専用のARアプリを決められた場所で使うと、スマートフォン越しに街並みと融合したアートが出現する。
アプリ内のマップには各施設や飲食店なども掲載されており、夜の有馬温泉巡りを楽しめる。また、有馬温泉限定の景品がもらえる周遊スタンプラリーも用意されている。
「有馬アートナイト」は17時から22時半まで鑑賞できる。開催期間は11月23日まで。