ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」は、入手困難が続いている。フリマアプリ「メルカリ」では高値での出品が横行している。こうした転売や、「運任せ」となる家電量販店の抽選ではなく、先着での購入競争を勝ち抜いた人たちはどうやってPS5を手に入れたのだろうか。
ECサイト「アマゾン」や「楽天ブックス」ではたびたび入荷するが、すぐ売り切れる。こうしたサイトでPS5を購入できたツイッターユーザーに、J-CASTトレンドが取材を行ったところ、共通していたのがツイッターの活用だった。
「PS5の入荷とほぼ同時にツイートをしてくれます」
取材に応じた6人中5人が、PS5の入荷情報を知らせてくれるツイッターアカウントを活用したと明かした。調べると、名前に「PS5入荷速報」「在庫情報」などというアカウントがいくつか存在する。
こうしたアカウントは「アマゾン」や「楽天ブックス」で新たにPS5が入荷される度に、販売ページのURLを添えてツイートで告知している。参考にするユーザーの多さからか、フォロワー数が1万を超えているものも複数見つかった。
ツイッターには、特定のアカウントがツイートしたら通知する機能がある。11月16日に楽天ブックスで購入できた「ヅキマル」さんは、「入荷速報アカウント」をフォローした上で、この通知機能を活用した。次の通り話してくれた。
「色々な通販サイトでのPS5の入荷とほぼ同時にツイートをしてくれますので、すぐにスマホに通知が来ます。後はサイトにログインし必要情報を入力して、注文するだけです」
11月4日の楽天ブックスの入荷で買えたという「papa」さんも、入荷速報アカウントの通知を見て購入に成功した。こうしたアカウントのフォローについて「買えている人の大半はそうしていると思います」。前もってECサイトへの会員登録を済ませておくのも、「競争」を勝ち抜くには必須とのことだ。