「新しくチャンスをいただいている」
「日本酒業界はすごく独特でして。有名な銘柄であればあるほどなかなか買えない。流通とブランディングのタイアップの中で、『限定流通』という展開をしています」
鳳凰美田も、その1つだ。小林酒造は国内外を問わず、実際に来社してもらうなど、販売店とのコミュニケーションを経て、信用できる取引先を決めている。
一方で、国内の日本酒メーカーはそのブランド力を武器にしつつ、世界へ流通を広げるために努力している。そうした中で、鳳凰美田が今回大きな注目を浴びた。
「今回のバイデンさんがきっかけで、新しくチャンスをいただいているということですね」
小林専務は、こう感じている。