2020年の大みそかに放送される「第71回NHK紅白歌合戦」の司会者が20年11月2日、発表された。紅組は女優・二階堂ふみさん、白組は大泉洋さんだ。
この決定を受け、ツイッターのジャニーズファンがざわつきを見せている。「白組の司会者」の人選についてだ。虎視眈々と紅白の司会を狙い続けてきたものの、今年も「落選」した人物がいるという。
「村上春樹のノーベル文学賞落選と同じ扱い」のメンバー
「紅白の司会、また村上落選か」
ツイッターに投じられている「いじり」投稿だ。関ジャニ∞の村上信五さんは、かねてから事あるごとに、テレビ番組などで「紅白歌合戦」の司会を狙っていると公言し続けてきた。しかし白組司会者は大泉さんに決まり、総合司会はお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さん、NHKの桑子真帆アナウンサーがそれぞれ務める。残念ながら村上さんは、今年も落選だ。
本当に悲しんでいる様子のファンの投稿も見られるが、ほとんどが面白おかしく落選に触れており、
「NHKは紅白の白組司会に村上は絶対選ばないというお笑いをやっているのでしょう」 「村上信五の紅白落選は村上春樹のノーベル文学賞落選と同じ扱いになりつつあるな」
などと、紅白の司会に落選することが恒例になってきているとの指摘もあった。
落選して「よかった」グループも
紅白の司会者発表をめぐり、ジャニーズファンたちが気にかけていたことがもう一つある。年内で活動休止を発表している「嵐」についてだ。
嵐は10年から19年までの間、15年の放送を除き、メンバーや5人全員で司会を担当してきた。そのため「今年も嵐が務めるのでは」と推測する人もいたが、ファンからは
「嵐じゃない!!良かった!!5人で大晦日一緒や!!!!!」 「嵐には嵐に集中してほしいから、今回の司会が嵐の誰かじゃなくて良かったよ...」 「嵐が紅白司会じゃなくて良かった。12/31 23:59.59まで一緒にいたいもん」
と、司会から外れて安堵したとの声が多数上がっている。
また、20年11月2日時点では出演者はまだ発表されていないが、ツイッターには「嵐はパフォーマンスに集中させて5人の思い出をより強化にさせようと考えたのかもね」などの書き込みもある。もし紅白歌合戦への出演が決まれば最後のパフォーマンスとなる可能性もあるだけに、ファンから期待が寄せられている。