「叩けば楽しさが分かります」
体験後、古里さんと太鼓センターの担当者に取材した。
担当者によると、新型コロナウイルスの影響でTAIKO-LABでも4月から休業や短縮営業を行ってきた。外出を控え、運動不足やストレスを抱える人が増える中、「和太鼓をより広い人に楽しんでもらいたい」との思いで、気軽に体験できる「1DAY和太鼓」を作ったという。
古里さんは「1DAY和太鼓」について、
「ヨガに通うような感覚で、仕事前や買い物帰りなど、空いている時間に参加してもらいたい」
と話す。本プログラムを通して子どもや若い男女など幅広い人に参加してほしいと願う。「叩けば楽しさが分かります。まずは来てほしい」。
和太鼓は全身運動で、続けると引き締め効果だけでなく、姿勢も良くなるとのことだ。記者は体験翌日に腕全体が筋肉痛に襲われた。ただ、大きな音を出しても許される環境で、良いストレス発散になった。
(2020年10月30日15時45分追記)内容を一部修正しました。