2020年の年末年始はひょっとすると最大17連休に? こうした報道に、ツイッターでは賛否が出ている。職業によっては、休みが長期間続くとその分仕事にしわ寄せがくるためだ。
報道によると政府は、20年12月26日~21年1月11日まで延長し最大「17連休」とするよう経済界に要請する考えだとした。その後、西村康稔経済再生担当相が否定したものの、火種はインターネット上でくすぶっているようだ。
大型連休だと超激務な人、休業だと「生きられない」人
ツイッターには「17連休してもらえるならしてほしいよ」、「普通に17連休嬉しいけどな」と歓迎する声がある。一方で、
「勘弁して。うちは仕事だし棚卸しの日程も決まってる。売上利益より作業のデメリットが多過ぎ」 「そんなの製造業や公務員とかの人達はいいけど、サービス業には地獄の日々が続くじゃん......」 「時給で生きてるので、17連休になったら生きれないのです」
と、困惑する書き込みもずらりと並ぶ。記者が投稿を見る限りでは、「17連休はイヤ」という人の方が多い。仕事内容や雇用形態によっては、休みが続くと暮らしに影響するというのだ。
「17連休を分散させて週休4日にしたい」との提案もあった。
休み明けにどっさり仕事がきそう
J-CASTトレンドは、社会人2人に17連休の賛否を聞いた。
一般企業でデスクワークをする女性は「休めるなら休みたい」。ただし、「連休明けにどっさり仕事がきそうだから、3回くらいにわけて17日間休ませてほしい」と分散を望んだ。
幼稚園に勤める女性は、超大型連休を拒否した。「今年はただでさえ新型コロナで休園もあり、行事も減らして職員も必死に対応してきた。連休が長すぎると、年長クラスだと特に卒園までに『ここまでおさえておきたい』という範囲にまで指導が届かないのがきつい」。また、休みが長すぎると、休暇明けに体調を崩す子が出る心配もあるそうだ。