紫がかっているブロッコリーは甘くておいしい
ブロッコリーは、小さな緑色のつぶがたくさんついている部分が「つぼみ」にあたる。この表面が黒ずんでいたり、黄色っぽく変色したりしていたら、傷みや病気の可能性があるため避けた方がよいという。ただ、画像2のように紫がかっている場合は「甘みが増している」サインになる。
「つぼみが紫になる理由は、ブロッコリーが寒さから身を守るために『アントシアン』を生成しているためです。寒さによるストレスがかかると、糖度が上がる仕組みです。茹でると緑色に戻るのでご安心ください」(広報担当)
またブロッコリーは乾燥から身を守るため、水を弾きやすい性質を持つ。ただ加熱調理をした後は水を吸いやすくなるため、冷まそうとして冷水にさらすと水っぽくなりがち。広報担当は「どうしても早く冷ましたい場合は、袋越しに水をかける」ことを勧めている。