プラスチック製冷水ポットに熱湯を注いで破裂
アイラップとは別に、過去キッチン用品を誤用して事故につながった例がある。東京都生活文化局消費生活部(新宿区)が運営する情報サイト「東京くらしWEB」の「ご注意ください」の項には、
「耐熱温度100度と表示されているプラスチック製冷水ポットに熱湯を注いで蓋を閉めたところ、急にポットが破裂してお湯が飛び散りやけどを負った」
というケースが紹介されていた。同サイトは、密閉性の高い冷水ポットに熱湯を注いだ後すぐに蓋をしてしまうと「内圧が上昇して変形やひび割れ、破損が起こり、中のお湯が飛び散ってやけどする恐れがある」とその危険性を説明。同じように見えるプラスチック製の冷水ポットでも「全ての商品の耐熱温度が同じとは限らない」とし、購入時には取扱上の注意表示をよく読んで正しい使い方をするよう促している。