三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰」から、「FZシリーズ」「Zシリーズ」計18モデルを2020年10月30日から順次発売する。いずれも、「新しい生活様式」の実践により室内で過ごす時間が増加する中、ユーザーの求める空気の清潔性と快適性、省エネ性を提供するという。
自動で省エネ運転
帯電させた水の微粒子「ピュアミスト」が、室内の空気中に含まれる菌やウイルス、花粉の活動を抑制。空気清浄と脱臭により清潔な室内環境を維持。無駄の少ない換気のタイミングをAI(人工知能)が判断して通知する「換気ガイド」機能を搭載する。
内部のファンやフラップには、「防カビSIAAマーク」を取得したという独自の清潔技術「ハイブリッドナノコーティング」と「デュアルバリアマテリアル」を施したほか、エアフィルターもウイルスを抑制する「清潔Vフィルター」を新搭載。風の通り道すべてを清潔に保てる。
AI技術と赤外線センサーを組み合わせた「ムーブアイmirA.I.+(ミライプラス)」が、住宅の性能や外気温の影響を学習・分析し、室内の温/湿度の変化を先読みして自動で運転切り替えを行う。
停止しても快適性を維持できるとAIが判断すれば運転を自動でオフ(スタンバイ)し、また運転が必要と判断すれば自動でオンにする、快適性と省エネ性を両立する機能を業界初搭載したという。
スマートフォン専用アプリ「霧ヶ峰REMOTE」には、画面上の熱画像を確認しながら、気流を届けたい場所をタッチすることで方向を調整できる「タッチ気流」機能を備える。
左右独立駆動プロペラファン方式採用の「FZシリーズ」は、いずれも単相200ボルト、適用畳数が主に14畳/18畳/20畳/23畳/26畳/29畳の6モデル。
クロスフロー(ラインフロー)ファン方式の「Zシリーズ」は12月上旬発売。単相100ボルトモデルが主に6畳/8畳/10畳/12畳の4モデル、単相200ボルトモデルが10畳/12畳/14畳/18畳/20畳/23畳/26畳/29畳の8モデル。
いずれも価格はオープン。