「公式イメージの色と全然違う!」。こんな報告が相次いでいるのは、新型の「iPhone12」ブルーカラーだ。
中国最大のSNS「ウェイボー」では、予約受付が開始された2020年10月16日に実物が手元に届いたと思われるユーザーが、開封動画や写真などを投稿している。しかし、その色味の違和感から物議を醸しているようだ。
「iPhone12とそっくりなブルーカラー」にゴミ箱が
米アップルが公式サイト上で公開している「iPhone12」のブルーカラーは、暗めの色合いの薄い青色といったイメージだ。ところが、「ウェイボー」上に投稿されている画像を見る限り、実物とされるiPhone12のブルーカラーは明るく濃い青色といった印象。
「ウェイボー」上では「(実物と写真の)差がひどすぎる」、「買いたかったのに、なんでこんなに安っぽいの?」と否定的な声が相次いだ。10月21日には「#iPhone12蓝色」という言葉が1度「ウェイボー」のトレンドワード1位になった。
さらには、ゴミ箱など似たような色の物の画像が次々と投稿され、一時「iPhone12とそっくりなブルーカラーを探せ!」という一種の「祭り」状態となっていた。
「サイトと色違いすぎませんか」
「ウェイボー」での騒動については、日本国内のiPhone専用ニュースサイト「iPhone Mania」が10月21日付けの記事で経緯を紹介しているほか、複数のガジェット系メディアやまとめサイトでも取り沙汰されている。またツイッターでも、実機を手に入れたとみられる日本人が徐々に画像を公開している。
こうした画像を見たと思われるユーザーからは、
「iPhone12のブルー思ってたより濃いなぁ」
「実機見る前に予約したのが悪いけど流石にサイトと色違いすぎませんか...」
など、公式イメージと実物との違いに困惑するツイートが相次いでいる。
本件に関して記者は、10月21日午後にアップルにメールで取材を申し込んだが、22日午後19時の時点ではまだ回答はない。