2020年10月29日~11月1日に「ResorTech Okinawa(リゾテックおきなわ)おきなわ国際IT見本市 2020」(IT見本市)が開催される。ITと産業事業者のビジネスマッチングにより、生産性の向上や付加価値の増大を目指すイベントだ。
その記者会見が20年10月8日に行われ、一般財団法人沖縄イノベーション戦略センター理事長・稲垣純一氏が概要について説明した。
展示、商談、セミナーなどを展開
IT見本市では、「リゾート」×「テクノロジー」をコンセプトに、国内外のITソリューション提供事業者と、観光、飲食、宿泊などあらゆる産業事業者とのビジネスマッチングをはかる。
イベントでは展示、商談、セミナーなどが展開される。今年は台湾のデジタル担当大臣オードリー・タン氏による特別講演や、星野リゾート代表・星野佳路氏が登壇するシンポジウムなど、多彩なプログラムを予定している。稲垣氏は、20年2月にIT見本市のプレ開催を実施したところ多くの反響があったと説明した。
また、記者会見では、同イベントは「ツーリズムEXPOジャパン旅の祭典in沖縄」(TEJ)と同時に開催すると発表された。TEJは、様々な産業関係者が「観光」を軸に集結し、海外、国内、訪日の観光振興、地域活性化を目指す総合観光イベントだ。沖縄では初開催となる。
稲垣氏は
「今回はTEJとの同時開催ということですべてのビジネスがITと融合し、化学反応を起こしながら何かが生まれるきっかけの場になれば嬉しいと思います」
と、今回の同時開催について期待を膨らませた。
なお、今年のIT見本市では、商談やシンポジウム、セミナー配信などをオンライン上でも開催する予定だ。詳細は公式サイトまで。