農林水産省が2020年に開始した「#元気いただきますプロジェクト」。新型コロナウイルス感染症拡大で価格低下や売り上げ減少などが生じている、国産農林水産物等の販売促進を目的としている。
同プロジェクトの一環として、世界の食料問題を考える日として国際連合が制定した「世界食料デー」の10月16日、国産食材の消費を促す目的のドキュメント・ムービー「世界にひとつのレシピ」が公開された。
国産食材を食べることの大切さを伝える
動画は、親元を離れて暮らす動画の出演者たちに一通の手紙が手渡される場面から始まる。差出人はその家族で、書かれているのは出演者が幼い頃から慣れ親しんだ思い出のメニューやそれにまつわるエピソード、具体的なレシピなどだ。
出演者たちは、「コロッケ」や「サバの味噌煮」などそれぞれの家庭ならではの作り方が書かれたレシピを手に、思い出のメニューの味を再現する。全編を通して、世界唯一のレシピである「我が家の味」の伝承と、それを支える国産食材を食べることの大切さを伝える内容となっている。
動画は2020年10月16日10時、プロジェクト公式サイトの「世界食料デー特設ページ」、プロジェクト公式インスタグラム、農林水産省公式ユーチューブで公開された。