郷田マモラの漫画「poor」オーディオドラマ化 Miyoneが主題歌、年末ネット配信へ

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   漫画家の郷田マモラ氏の話題作「poor~ゼラニウムの誘惑~」が、人気声優らの出演でオーディオドラマ化され、アマゾンなどで年末から2回、インターネット配信される予定だ。

   主題歌「I want to live」は、ゴスペルなどを歌うアーティストのMiyoneさんが歌い、この曲で本格的に売り出す。

  • 「poor」の出演者。左から大湖せしるさん、佐々木望さん、LIZAさん
    「poor」の出演者。左から大湖せしるさん、佐々木望さん、LIZAさん
  • 主題歌を歌うMiyoneさん
    主題歌を歌うMiyoneさん
  • 「poor」の出演者。左から大湖せしるさん、佐々木望さん、LIZAさん
  • 主題歌を歌うMiyoneさん

愛をこじらせて殺人...カリスマ美容師の闇を追う

   郷田マモラ氏は、女性監察医の活躍を描いた作品「きらきらひかる」などで知られる。この作品は、1998年に女優の深津絵里さん主演でフジテレビ系のドラマになっている。

   今回の原作となる「Poor」は、「マンガon ウェブ」連載漫画。カリスマ美容師の増子英雄が、デザイナーで増子の店のオーナー仙川亜衣と愛を深めるが、増子はある日、仙川の間にいつしか生まれた複雑な思いをこじらせて殺人事件を起こし、その闇をベテラン刑事らが追う...といったサスペンスストーリーだ。

   オーディオドラマ化によって、内心の繊細な演技によるモノローグ、映像として見えないからこその緊張感など、声や音のみの表現を用いることで、作品の新たな一面が見えるようになっている。

   声優の佐々木望さん、元宝塚の大湖せしるさん、ファッションモデルのLIZAさんらが声の出演を務める。主人公の増子役を演じる佐々木さんは、「作品の魂のインパクトが伝わるように演じましたのでアニメ作品とは違った今までにはなかった佐々木望を感じてもらえれば」と期待する。脚本は、佐藤友哉氏が担当した。

   主題歌を歌うMiyoneさんは、亡きホイットニー・ヒューストンに影響を受けて、そのルーツであるゴスペルを歌い始め、2019年からソロとしてアーティスト活動をしている。主題歌の作詞も手がけ、「主題歌ということで原作漫画を何度も読み直して主人公の気持ちになって詞を書きました」と話している。

   このオーディオドラマは、それぞれ70~80分の前編、後編からなり、年末から順次、アマゾンなどで配信される予定。料金は3000円。

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