若いうちから「下半身を温めることを意識」
今回の調査結果を受け、東京都江東区のイシハラクリニック副院長・石原新菜医師が岡本社の発表資料にコメントを寄せている。さまざまな不調を抱えてクリニックに来院する患者の診察結果から、根本原因には「冷え」があるという。
「冬でも短いスカート、かつ『生足』で寒さを我慢して過ごしている女子高校生が多いようですね。若いうちは、多少無理をしてもすぐに不調は現れないかもしれませんが、その冷えは体に蓄積されて、後で様々な不調となって現れます。生理不順や生理痛、更年期の不調にもつながる可能性もあります」
そのため、若いうちから「下半身を温めることを意識」するよう呼びかけた。石原医師が勧めるのは「頭寒足熱ファッション」。上半身は羽織りものなどで調節できるようにして、下半身はオーバーパンツ、腹巻、ハイソックス、レッグウォーマーなどでとにかく温めるのがよい。