デロンギ・ジャパン(東京都千代田区)は、新製品の発売に伴い2020年10月1日にオンライン上で記者発表会を実施した。
10月15日に発売する全自動コーヒーマシン「デロンギ ディナミカ 全自動コーヒーマシン(ECAM35055B)」(ディナミカ)を記念してのものだ。発表会には代表取締役社長・杉本敦男氏と、マーケティング部プロダクトマネージャーの古家健氏が出席し、商品を説明した。
コロナ禍で在宅時間増、コーヒー飲む機会も増えた
最初に、杉本氏は「より多くのお客様においしいコーヒーを入れられるコーヒーマシンと言えばデロンギ、と思って頂きたいと考えております」とあいさつした。続けて、デロンギが20年9月に実施した「コロナ禍におけるコーヒーの飲用調査」の結果を説明。「コロナ禍で、ご自宅で過ごす機会が増えており、80%の方が毎日自宅でコーヒーを飲まれていると回答し、コーヒー文化の浸透度が見えます」と話した。
この調査は、全国の20~69歳の男女400人を対象に行われた。新型コロナウイルスの感染拡大前後と比べ、リモートワーク経験者の約4割が自宅でのコーヒーの飲用頻度が「増えた」と回答。ほか、自宅で最も飲まれているコーヒーは「レギュラーコーヒー」(66.5%)が最多など、コーヒーに関する事情が明らかになった。
続いて、プロダクトマネージャーの古家氏が、「ディナミカ」を次のように説明した。
「ディナミカは、シンプルで優美なイタリアンデザインだけでなく、デザインの細部にもこだわりつつ、直観的なワンタッチ操作で、まるでバリスタが入れたようなおいしいコーヒーをお楽しみいただける機能性とデザイン性を両立させた製品です」
ワンタッチで、豆からひきたての美味しいコーヒーが入れられる点が特徴だと話した。
また、自動カプチーノ機能「ラテクレマシステム」は泡のクオリティーが高く、なめらかできめ細かい泡ができるという。スチームミルクからふわふわのフロスミルクまで好みの泡に調整できる。