手土産に菓子持参しても出されない 「義実家」の対応にモヤモヤ、正しいマナーは

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もてなす側は、予め準備している茶菓子を出すのが前提

   「プレジデントオンライン」は2019年9月29日付記事で、意外に知らない「贈り物の正しいマナー」を紹介している。池坊短期大学の寿マリコ教授が「いただいた手土産は、その場で開けても失礼に当たらないか」という質問に対し、以下のように答えている。

「お客さまをもてなす準備をしていなかった、という意味にもとられることなどから、本来はいただいた手土産はその場では開けず、お客さまには出さないのがマナーです」

   ただ最近は、親しい間柄の場合は「お持たせですが」と一言添え、いただいた手土産を開けて出す場合もあるそうだ。しかし「年長者の中には持参した手土産をその場で開けることを失礼ととる方もいるため、あくまでも状況を見極めて対応することが大切」としている。

   総合情報サイト「AllAbout」でも、和文化研究の三浦康子さんが手土産を受け取った側の対応について「その場で一緒に食べられるものは、『おもたせで失礼ですが......』と言って出すとよい」と説明している。ただ「もてなす側は当然、茶菓子を準備しているのでそれを出すのが前提」。もし、予め準備していたものと手土産が重複したら、手土産を優先したほうがよいとしつつ「内容にもよるので臨機応変に」と呼びかけている。

   受け取る側は手土産の中身、また持参する客との関係などを踏まえ、状況に応じた判断をするのが望ましいようだ。渡した手土産が必ずしも振る舞われるとは限らない。

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