10月31日は「ハロウィーン」。しかし、今年は新型コロナウイルスの流行で、密になるリアルイベントの開催は難しそうだ。
そんな中、ツイッターやインスタグラムを見てみると、若い女性を中心にマスクにシールやペンなどでデコレーションを施し、仮装を楽しむ写真が確認できる。
「今年のハロウィーンはマスク仮装で楽しみたいな」
女子大生マーケティングを行うKIRINZ(東京都港区)が実施した全国の女子大学生500人を対象にした、ハロウィーンイベントに関するアンケート調査。20年10月2日に結果が公表された。
今年、ハロウィーンイベントの参加を予定している女子大生は全体のうち9%ほど。91%の女子大生が「予定無し」または「分からない」と回答した。また、「これはくる!と思う今年のハロウィーンの流行は?」との質問に対しては、「マスク仮装」(53人)が最多だった。「おうちでハロウィーン」(50人)、「オンラインハロウィーン」(48人)と続き、いずれも新型コロナを踏まえたワードとなっている。
「今年のハロウィーンはマスク仮装で楽しみたいな」 「マスクで仮装 先取りハロウィーン」
ツイッターやインスタグラムには、コロナ禍でもマスクをアレンジして仮装し、ハロウィーンを楽しむ予定だという人が散見される。すでに実際にマスク仮装をしている人も複数いて、マスクでネコに化けたり、「ドラえもん」の鼻のイラストを描いたり、ゾンビの血まみれの口をデザインしたりと様々だ。
ハロウィーンを安心・安全に楽しむ企画
テーマパーク「ユニバーサル・ スタジオ・ジャパン」(USJ)では、すでにマスクを使ったハロウィーンイベント「マスクコスプレ選手権」が開催されている。ハロウィーンを安心・安全に楽しんでもらうためのスペシャル企画だ。
ツイッターかインスタグラムにマスクコスプレの写真を投稿すると、USJが選んだ写真の投稿者にペアのギフト券とグッズ、お菓子の詰め合わせなどが贈られる。
マスクコスプレ選手権には、「#マスクアレンジ部門」、「#USJマスク部門」、「#全身コスプレ部門」の3部門がある。
マスクアレンジ部門は、一般的な市販品マスクをベースとしたアレンジ写真が応募対象だ。USJマスク部門には、パークで販売しているマスクを活用したコーディネート写真を投稿。全身コスプレ部門では、パークの仲間たちや好きなテーマに沿った全身コーディネート写真が対象となる。ひとり何回でも応募可能だ。
キャンペーンは20年11月8日23時59分まで。