江崎グリコ(大阪市)は、「コロナ禍における現在の睡眠実態に関する調査」を実施し、2020年9月30日に結果を公表した。
新型コロナウイルスの流行が収まらない中で、約8割が睡眠に悩みを抱え、約6割が睡眠の質の低下を実感していることがわかった。
睡眠の質の低下を実感する人が多い
対象者は、リラックス効果が知られる「GABA(γ-アミノ酪酸)成分」を含有するチョコレートを食べたことがある全国の20代~60代の男女300人。
現在の睡眠に悩みはあるか、という質問に、78.3%が「ある」と答えた。「コロナ禍の今、睡眠で悩んでいることは?」には、「ぐっすり眠れなくなった」(63.7%)、「睡眠で疲れが取れなくなった」(60.7%)、「目覚めが悪くなった」(60.0%)など、睡眠の質の低下を実感する人が多かった。
「睡眠の質を向上させたいか?」には93%が「向上させたい」。73.7%はすでに睡眠のために何かしら取り組んでいると答えた。その内容は、「睡眠前のストレッチなどの軽い運動」(24%)、「自分に合った寝具を選ぶ」(23.3%)、「夕食は早めにとる」(22%)が上位にあがった。