女性の体の仕組みをよく理解することが重要
女性ホルモンによって生じる様々な症状について女性330人に対処法を尋ねたところ、「痛み止めなどの市販薬を飲む」(58.5%)、「休養を取る/安静にする」(47.6%)、「お腹や腰など、体を温める」(42.1%)との回答が上位を占めた。
続いて、男性を含めた周囲の人に、つらい症状を理解してほしいか。「理解してほしい」(57.5%)と「やや理解してほしい」(29.6%)合わせて、女性の87%が理解してほしいと答えた。また、男性の79.6%が症状を「理解したい」と回答した。
日本産科婦人科学会理事長などを務めた経験のある、慶應義塾大学名誉教授の吉村????典氏は、調査結果を受けて発表資料内でコメントを寄せている。女性の体の仕組みをよく理解することが重要だと述べ、つらい症状を感じる場合は「我慢しないで産婦人科医に相談をしてほしい」とした。
なお、調査は20年6月19日~22日にインターネット上で実施された。