千葉県で2020年9月28日午前、大規模な停電が発生した。14時5分現在も、県内約1万1780軒で電気が使えないままとなっている。
この日の千葉県内の天気は晴れ。台風やもちろん、大きな地震も起きていない。ツイッターには「なんで」と嘆きの声があがっている。
「9月は呪われているのだろうか...」
「停電でパソコン使えない。お仕事出来ない」 「千葉停電につき仕事できなくて草」 「停電が復旧しなーい 真っ暗の中仕事......」
新型コロナウイルスの影響で在宅勤務している人も多い中、原因不明の急な停電にツイッターには困惑する様子が書き込まれている。
停電の軒数は、一時5万7820軒にも及んだ。東京電力パワーグリッドによると、一部で復旧したものの、午後になっても13時9分時点で佐倉市、八千代市合わせて1万7360軒が停電中だった。
最新の14時10分の情報では佐倉市で9970軒、八千代市1800軒で停電が続いている状況だ。現在電力の供給系統の切り替え作業を実施しており、全ての停電が解消するのは15時半頃の見込みだという。
千葉県は、1年前の19年9月上旬には台風15号に襲われた。関東地方では観測史上最強クラスの大型台風で、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした。内閣府の発表では、千葉県内の93万軒以上で停電が発生する事態となったほどだ。一部の地域では停電が長期化し、まだ暑さが残っていた時期にエアコンなしで何日も過ごさざるを得なかった住民もいた。
ツイッターには「9月の停電」で、昨年の台風を思い出したという投稿が見られた。
「去年の台風がよみがえるわ」 「この時期の停電とか去年の台風思い出すから勘弁して」 「去年も9月に台風で停電したのだが9月は呪われているのだろうか...」