2020年の大みそかは、ジャニーズファンにとって忘れられない日になりそうだ。嵐がこの日で活動休止、少年隊の錦織一清さんと植草克秀さんは事務所を退所する。さらに、TOKIOの長瀬智也さんも21年3月いっぱいで退所のため、最後の大みそかだ。
ファンは、12月31日から元旦にかけて恒例のコンサート「ジャニーズカウントダウン」の実施と、活動休止・退所前に最後にひと目歌って踊る姿が見たい、と望んでいる。もちろんTOKIOも「全員」揃って――。
山口容疑者逮捕で5人共演「無くなったな」
「今年のカウコンやるよね?嵐はモチロン、少年隊とTOKIOも出てくれるよね??」 「今年もカウントダウンコンサートはやってほしい。少年隊に3人で歌ってほしいし、嵐に5人で歌ってほしい。そして、TOKIOがバンドやってる姿が見たい」
ツイッターにあがっている声だ。嵐、少年隊、TOKIOはひとまず「最後」の大みそかとなるが、20年9月24日現在、今年のジャニーズカウントダウンの実施は発表されていない。
そんな中、TOKIOの元メンバー・山口達也容疑者が道路交通法違反(酒気帯び運転)で20年9月22日に現行犯逮捕された。TOKIOのファンからは、悲鳴が続出している。長瀬さん退所を前に、もう一度メンバー5人全員が揃った姿が見たいと願う人が多かったからだ。
しかし、「もう一度5人のTOKIOが見たかったし見られると思ってたんだけどな」、「最後に5人で演奏してくれると期待してたけど、これでもう完璧に無くなったな」など、今回の逮捕を受けて5人の共演は諦めムードだ。
今後もTOKIOは3人で存続
中には、「最後に4人に会える機会作ってくれませんか。もちろんライブがいいけど、形には拘りませんので...」、「4人じゃできないって気持ちも分かるけど、ファンは皆最後に演奏してるところが見たいって思ってるよ」と、「せめて4人に」と望むファンも確認できる。
ジャニーズ事務所の発表によると、長瀬さんは事務所退所後、他の事務所には所属せず、フリーで裏方としてゼロから新しい仕事をつくり上げていくという。残るメンバーの城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さん3人は、ジャニーズ事務所関連の「株式会社TOKIO」を新たに設立する。会社を運営しながら、今後もTOKIOは3人で存続する予定だ。