「シールに切れ目」きれいにはがしにくくする
ネット上では、既に貼られている半額シールをはがして別の商品に付け、そのまま会計して気付かれずに店を出ていった客を見た、という目撃談がある。
こういったケースへの対策として、A社は「半額シールの切れ目」を挙げた。シールに予め細かい切れ目を入れておくことで、シールをきれいにはがしにくくしているという。
B社は、半額シールの貼られた商品の種類や時間帯に注意をしている。
「明らかに割引対象ではないような商品にシールが貼られていた場合、防犯カメラで裏取りをした上で、怪しい客をブラックリストに入れて次回以降の来店時には注意して見張っています。例えば、1日ごとに完全に売り切ることになっている生鮮食品が、朝早い時間帯にシールが貼られた状態でレジに来たら要注意ですね」
C社は「セキュリティーに関わることなので詳細は答えられません」と前置きをした上で、「必要な対策はしっかりと講じている」と回答した。