「ゲーミング家具」。多くのゲーマーが好奇の目を向ける新たなアイテムが誕生する。
家具販売大手「IKEA」と台湾の電子機器メーカー「ASUS」のゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」がコラボレーション。2020年9月15日の発表によると、21年2月に中国で発売し、同年10月までに各国で展開予定。現段階では詳細不明で、神秘のベールに包まれた新ジャンルの「家具」の正体を巡り、ツイッター上でさまざまな意見が飛び交っている。
ゲーミングと言うからにはLED...
IKEAの発表資料によると世界の人口の約4分の1(25億人)はゲーマーだが、家庭用家具に関するゲーム愛好家のニーズはこれまで見過ごされてきた。そこで「手頃な価格の新しいゲーム用家具やアクセサリー」約30製品を開発中だという。
ツイッターでは、
「どんなおしゃれな家具が出ても構わないが、光ってほしい タンスや机、お皿とか光ってほしい」
「ゲーミング家具ってソファやローテーブルやカーペットがレインボーに光り輝いたりするの?」
と、非常に多いのが「光る」ことへの意見だ。「ゲーミング」に「LEDで光る」という意味はないはずだが、ゲームで遊ぶ際に使う機器にはLEDが内蔵されていることが多く、ゲーム総合情報メディア「ファミ通」も、
「マウスやキーボードといったゲーミングデバイスにLEDを搭載した製品が多いことから、一部の界隈ではLEDで光るアイテムを"ゲーミング○○"と呼称する。冗談のようではあるが、愛好家が多いのもまた事実」
と解説している。20年8月に「7色に光るマウスカバー」が発売された際も、「ゲーミングマスク」として話題に。界隈では「ゲーミング」という語句を冠すると漏れなく「光る」イメージが付随するようだ。
半面、「光らない落ち着いた木目調のお願いします」、「机やら椅子やらゲーミングと名の付く道具を使ってますが多少弄って蛍光部分を全部取り外して使っています」との声も。