戦後日本復興の象徴「YS-11」 量産初号機の組み立て作業をネット配信

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   文化庁(東京都千代田区)は、国立科学博物館がYS-11量産初号機の展示公開を行うザ・ヒロサワ・シティ(茨城県筑西市)から、同機体の水平尾翼・垂直尾翼・ラダーの取り付け作業を、ユーチューブ・ニコニコ動画で2020年9月14日9時~18日17時までの5日間、定点カメラによるライブ配信を行う。

  • 「YS-11」量産初号機の組み立てをライブ配信
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熟練した技術と熱意も見どころ

   同機体は20年3月に解体された状態でザ・ヒロサワ・シティへ運び込まれ、20年7月に主翼やプロペラ、エンジンの取り付けを終了。今回の作業により、YS-11本来の姿を取り戻す。組み立ての様子をリアルタイムで視聴できるのは、今回が最後の機会に。

   取り付け作業の様子は定点カメラで24時間ライブ配信。さらに、主要な作業の様子は特別ライブ配信として、20年9月15日13時から「水平尾翼取付作業」を、20年9月17日12時30分から「垂直尾翼・ラダー取付作業」を配信予定だ。

   分解・組み立ては、過去にYS-11の整備などに関わった航空会社整備士OBなどの有志で編成された特別チームが行う。その熟練した技術と熱意も見どころのひとつだ。

   料金は無料(使用環境によっては通信料が発生)。なお、作業の様子はザ・ヒロサワ・シティ内航空ミュージアムの外から窓越しに見学できる。

   なお、新型コロナウイルスの影響による臨時休館や入場者数制限のため、入館料収入が大幅に減少し、一般公開を予定している純国産民間輸送機YS-11量産初号機を組み立てるための資金が不足しているという。そのため、20年7月10日からクラウドファンディングを実施中。3000円~50万円までの全8種類の支援・リターンを用意している。

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