会社で日本各地のお菓子が食べられる NEXCO中日本「オフィスのサービスエリア」

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   会社にいながら、高速道路のサービスエリアで販売されているお菓子が食べられる。

   中部地方の高速道路の管理やサービスエリア(SA)の運営を行うNEXCO中日本(本社・名古屋市)が手掛ける「オフィスのサービスエリア」だ。一体どんなものか、取材した。

  • NEXCO中日本が手掛ける「オフィスのサービスエリア」(画像はNEXCO中日本の提供)
    NEXCO中日本が手掛ける「オフィスのサービスエリア」(画像はNEXCO中日本の提供)
  • NEXCO中日本が手掛ける「オフィスのサービスエリア」(画像はNEXCO中日本の提供)

東京・新橋の企業100社超が導入

   「オフィスのサービスエリア」は、首都圏の企業オフィス内に菓子ボックスを設置する「置き菓子」のサービスで、2017年春にスタートした。サービス拠点を東京・新橋に構えており、現在は新橋から徒歩圏内の範囲で提供している。導入している企業の数は100社を超えている。

「サービスエリアで各地のお菓子は取り扱っていますが、まだ知られていない地域のお菓子はたくさんあり、人気のご当地お菓子でもっとハッピーな世界を作れないかと開始しました」

   取材に応じたNEXCO中日本の広報担当者は、こう話した。都内のオフィスで販売することで、地域に根差した菓子メーカーの販路拡大や、地域の認知向上を目指している。

   SAで実際に扱う菓子だけでなく、特定の地域でのみ販売している商品も。例えば静岡の「うなぎパイ」や青森の「南部せんべい」、新潟の「網代焼」などだ。価格はどれも100円~300円程度で、手軽に買える。

「東京の方に地域の魅力が伝わるようなお菓子を日々探しており、定期的に新商品を販売できるようにしています」。
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