初音ミク「コロナ災害サポーター」就任 SNSや動画で感染症の啓発活動を予定

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   バーチャル・シンガーキャラクター「初音ミク」が、「コロナ対策サポーター」に就任した。同日付けで、西村康稔経済再生担当相より委嘱状が交付された。

   クリプトン・フューチャー・メディア(北海道札幌市・以下、クリプトン)が2020年9月9日に発表。J-CASTトレンドは同社に、就任の経緯や活動内容について聞いた。

  • 「コロナ対策サポーター」として情報発信をしていくという「初音ミク」
    「コロナ対策サポーター」として情報発信をしていくという「初音ミク」
  • 「コロナ対策サポーター」として情報発信をしていくという「初音ミク」

8月下旬ごろに打診

   クリプトン社の発表資料によると、任期は2020年9月9日~21年3月31日までを予定。在任期間中は内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室(以下、推進室)と連携して、同感染症に関する知識や理解を深めるための普及啓発活動を展開するという。

   J-CASTトレンドがクリプトンに取材をすると、広報の担当者は、

「弊社では2020年5月より、新型コロナウイルス感染者が発生した際に濃厚接触の可能性がある人々を特定して連絡を取る事ができる『リスク通知システム』を開発し、自治体などにオープンソースとして無償公開していました。この活動に対し、8月下旬ごろに推進室の方からお礼の言葉があり、そこで『初音ミクをコロナ対策サポーターに』という提案をいただきました」

   と就任の背景を語った。

   初音ミクの今後の「コロナ対策サポーター」としての活動については、「現段階ではあくまでも予定」であると前置きした上で、「SNSや動画といった媒体を通して」新型コロナウイルス感染症に関する情報発信や啓発活動をしていくことを考えていると話した。

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