「3か月限定アカウント」から11万フォロワー獲得へ「アイラップ」【ツイッターは仕事!企業公式「中の人」集合(12)】

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面識のない居酒屋アカウントから驚きの...

   ツイッター運用上のモチベーションは「自分が仕事で関わった、我が子にも等しい商品たちが世に広まり、多くの人に喜ばれること」。生の声を日々探し、開発やデザイン業務へのヒントとして吸収している。

「ツイッターは『フォロワーが主役』です。そのため通知は切らず、アカウントに届く情報はよいことも悪いことも、全て目を通しています。DMも解放しており、さまざまな相談を受け取っています。会社への問い合わせフォームでも、ご意見の受け皿でもありませんが、困っているフォロワーのため、できる限り力になりたいと思っています」

   ツイッター上での企業同士の出会いから生じる「化学反応」も楽しみの一つだ。最近では、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の公式ロゴマークに「似ている」と話題になったキャラメルコーンのアカウントが「ボク、なんか話題になってる・・・」とツイートしたところに、「トレンド入りしてたね」と初リプライした。するとフォロワーから「ここがはじめましてとは驚き」と反応が寄せられ、「企業間の何気ないやりとりや、出会いを楽しんでもらえる面白さ」を再認識したという。

「他社公式アカウントとの『初絡み』と言えば、特に印象に残っている相手は居酒屋・つぼ八です。18年11月に浅草駅前から(東京)スカイツリーを撮ってツイートしたら、突然『見切れる我が社』と引用RTしてきてびっくり! 写真左にあったつぼ八の本社ビルが、一部見切れていると冗談めかしてクレームを入れてきたんです(笑)」

   この出会いを通じ、つぼ八主催の企業アカウント対抗ミニ四駆大会「つぼ八カップ」への出場をはじめ、多くの他社アカウントとの縁に恵まれた。担当者は「『やらぬ後悔よりやる後悔』の精神。これからもフォロワーと一緒に楽しむ心を忘れず、何にでも前向きに挑戦していきたい」と語った。

企業公式ツイッターアカウント担当者(通称:中の人)をJ-CASTトレンド記者が突撃取材。「業務」として日々ツイッター運用に取り組む担当者たちの魅力を紹介する。
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